2012五輪/柔道 ジュリー制度とは一体・・・???
なんかすきっとしない!
今まで、ルールや判定には様々な思いがありましたが、
今年の五輪中継を見ていると、審判の意味、ビデオ判定の意味、いろいろ考えます。
基本的に、ビデオ判定には賛成。公正です。
とはいえ何度も覆る、技の有効や無効。
これはまぁ、より正確な判定になるので、試合の流れが切れても仕方ないと思っていました。
しかし、あまりにも考えさせられるシーンが。
しかも、よりにもよって66kg級 海老沼選手の準々決勝、旗判定のシーンに起きてしまいました。
最初の旗判定では、全ての旗が韓国の選手に。
審判団がジュリーに呼ばれて、旗判定やり直し。
2度目の判定では、全ての旗が日本の選手に。
これは・・・。
旗判定の基準って一体何なんでしょう?
今まで、どんなに不条理な判定でも、納得のいかないルールでも、
『一本を取ればいい』『一本を取れなかった自分が悪い』と飲み込んできた日本柔道ですが、審判の心証にビデオ判定を取り入れた今、判定の『基準』を明確にする時期がきているのではないのでしょうか。
この試合に関してだけいえば、
個人的には外国人選手同士の試合だったとしても、最初の旗判定は納得いかないものでした。
ポイント的にも内容としても、百歩譲っても旗が全て相手側というのは納得いかない。
おそらく観客としても意外な判定だったと見えて、一時会場は騒然。
異様な雰囲気になりました。
だから、結果には満足しています。
でも、ジュリーの意見で真逆の判定になるのなら、最初の判定は、3人の審判は何なのでしょう?
極端ですが、いっそ旗判定はジュリーがやれば?とまで思ってしまう。
旗が3本あがって、今度は相手に旗が3本なんて。
勝った方もぽかん、負けた方は呆然、見ている方はクエスチョン。
なんだかなぁ、です。
『ジュリー制度』、基本的には賛成です。大賛成といっても良いくらい。
でも、もう少し運用に工夫が必要なのではないでしょうか。
ジュリー制度についての記事
http://www.asahi.com/sports/update/0729/TKY201207290461.html
http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120730/jdo12073005220006-n1.htm
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/07/30/kiji/K20120730003791031.html