レシピ★栗の渋皮煮

この季節、やっぱり気になるのが栗。
時間もないくせに、安いとついつい買っちゃいます。
目的はこれ!

栗の渋皮煮03

栗の渋皮煮が食べたい!
そのままはもちろん、アレンジ自在な渋皮煮はあると便利+絶対嬉しいシーズンスイーツ。
手間ヒマかかって、正直かなりくたびれますが、美味しいですから頑張りますo(^-^)o

栗の渋皮煮07

栗は買ってきたその日に調理、が基本ですが、
時間がない時は迷わずチルドか冷凍室へ。しばらく冬眠して貰います。
これで美味しい栗がさらに甘~く変身するそうで。
で、明日やろー!!!と決めたなら、たっぷりの水に栗を一晩浸けておやすみです。
ここで注意!
栗が凍っているので、ただの水だとたちまち氷水に!
これではふやけてくれないので、まずはお湯を入れて混ぜてを繰り返し、
常温の水になってからつけ置くようにして下さい。
急ぐ時は熱湯→ぬるま湯の状態で2〜3時間でもいいそうです。
もちろん買ったその日なら、普通に浸ければOKです。

翌朝、浮いてきた栗は虫食いなので渋皮煮グループから除きます。
そして栗の鬼皮(外の固い殻の部分)剥きへ。
渋皮を傷つけないように、お尻のざらざらした辺りに横方向に軽く切り込みを入れ、
きっかけを作ったら繊維の方向(縦)にすーっとそーっと剥いていきます。
むけたらすぐに水の中へ。これを一気にやりきります。
うっかり傷つけちゃった栗は崩れちゃうので脱落。
よけておいて、栗ご飯などに使ってあげて下さい。

次はあく抜き。
栗と栗がかぶるくらいの水と重曹(栗1kgに対して大1くらい)を鍋に入れて中火、
沸いたら弱火にします。ぐらぐらさせないように!
見る見るうちにあくが出てきました。

栗の渋皮煮01

しばらくすると今度は赤紫色の泡がぶくぶく。

栗の渋皮煮02

30代以上なら、思わず『ゴーストバスターズ♪』なんて歌っちゃいそうな泡(笑)
あるいは魔女のスープ。
このまま静かに煮て、10分程経ったらそーっと泡とお湯を捨てて静かに水をかえ、
栗と重曹も入れて再び中火にかけて沸いたら弱火で15分。これをさらにもう1回。
これで栗さん、かなりきれいになりました。でもやっぱり最後は人の手。
水を静かに入れかえて、水の中で1つずつ、そーっとそーっとなでてあげます。

さぁここまできたらあと少し!!!えぐみ取りです。
あく取りと同様に、栗と栗がかぶるくらいの水(重曹はナシ)を鍋に入れて中火にかけ、
沸いたら弱火で10分。お湯はまだまだ赤紫色。
これが薄くなってくるまで2~3回繰り返します(完全には透明になりません)

次は味入れ。お砂糖入れて甘煮にします。美味しくな~れ♪
栗の重さに対して50~80%程度の砂糖を準備。
砂糖が多ければ多いほど日持ちするので作る量と味の好みで調整を。

栗と栗がかぶるくらいの水、用意した砂糖の半量を鍋に入れたら中火、沸いたら弱火。
そのまま残りの砂糖を2~3回に分けて加えながら20〜30分煮詰め、
良い感じに煮えたら好みで洋酒を(栗1kgに対して大1くらい)加えてさらに3〜5分。
火をとめて蓋をし、そのまま鍋の中で翌日まで冷ましたら完成、完了、おつかれさま。
翌日から食べれます!
ただし、長期保存するなら瓶詰めを。お正月にも楽しめます。
しかもシロップが時の経過で栗に入って深い味に変化するので、
個人的にはこちらを食べて欲しい!こっちの方がぐんと美味しい!
なのですぐ食べる分を取り分けて、残りは瓶詰めがオススメです。
面倒ですが(^_^;)
好みでいいですが、私はブランデーを使用。栗の風味に合う気がします。

ちなみに食物繊維と豊富なビタミンで便秘解消に美肌にアンチエイジングが期待できる栗。
さらには普段使わない系集中作業にストレス解消効果もあるかもしれません。
もれなく手と肩は痛くなりますが。
少なくとも栗の渋皮煮を温かい紅茶でつまむひとときは幸せ効果高し。
とはいえ栗は高カロリー、食べ過ぎには注意注意、要注意。

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