京都 La table au japon/ラ・ターブル・オ・ジャポン
先月の事になりますが、母とちょっとご馳走ランチ。
母の日に何もしてあげられなかったので、ささやか+遅ればせながら(笑)
お店は高辻御幸町を少し西に入った所にある、La table au japonさん。
自転車で前を通る度に気になっていたお店です。
青いランプの下に置かれたオリーブを見ながら2階へ。
天井裏をイメージしたという店内は上品かわいくて、
所々に飾られている絵や小物も慎ましくて居心地がいいです。
お昼のメニューは2100円と3780円のコースが2つ。
ここは迷わず2100円で(笑)
どちらも前菜・メイン・デザート・飲物の構成で、
3~4皿の中から好きなものが選べるプリフィックス。
せっかくなので、お互い被らないようにオーダーしてシェアします。
まずは前菜。といってもこのボリューム!
左がわさび風味のサーモンマリネのパヴェ(厚切り)。
表記に偽りなし!超厚切りサーモンは2切れ。食べ応え充分+シェアしやすい。
脂ものっていて、でも臭くなくて。とっても美味しいです。
サーモンは好きだけど当たり外れが多くて、外れだと臭くて食べられない(T_T)
それが怖くて避け傾向だったので久々の味。嬉しかったです。
添えられた胡桃入りサラダとの相性もバッチリでした。
右がベーコンで巻いた サンマとじゃがいものプレッセ(テリーヌ)。
青魚なのに臭くなくて、しっとりジャガ芋との相性の良さに驚き。
見た目の美しさにも惚れ惚れで、
サラダもサーモンの方とは違うもので、細部の丁寧さも嬉しいです。
次にメイン。こちらもすごいボリュームです。
左が鳥取大山鶏のコンフィで、右が本日のお魚料理。
『本日のお魚料理は・・・』と、
聞くからに美味しそうな説明をしてもらいましたが、内容、忘れちゃいました(笑)
鶏のコンフィはどーんと骨付き。
皮がパリパリで、でも脂っこくなくて身はジューシーで、塩加減もちょうど♪
皮があまり好きでない私ですが、これはバリバリガツガツ。
最後まで美味しく食べられました。
お魚の方は、白身魚2切れに帆立2個とゴージャス+ボリューミィな布陣。
とにかく美味しかったという表現しか出てこないのが悔しいですが、
美味しい魚介に美味しいソース。不味いわけがありません。
このソース、パプリカかな?
それにおそらく海老の香りとコクがプラスされた感じ。
さすがフランス料理!なソースはお料理はもちろんパンにもピッタリで、
最後にはお皿もピッカピカでした(笑)
そして特筆ものなのが、双方のお皿に盛られた付け合わせの野菜。
茄子だの獅子唐だのオクラだの。
たくさんの大ぶり野菜の1つ1つががキチンと甘くてジューシィで。
満足!
そして別腹デザートはこれ。
パンプディングにキャラメルとレモンのアイスをのせたもの。
食後の飲みものは紅茶やエスプレッソも選べましたが、コーヒーにしました。
ドライフルーツ入りパンプディングはしっとり甘め。
これに苦みのきいたキャラメルアイスをのせて口の中へ。
これがもうコーヒーにピッタリで!思わずニコニコしちゃいます。
続けてレモンのアイスを口にすると、口の中が爽やかで、また食べたくなって。
お腹いっぱい!の後にパンプディングは重いな、と思ったのは誰?
あっという間に完食、ごちそうさまです。
ちなみに、ここは女同士でゆっくりと、がオススメ。
というのは、厨房を1人でまわされているせいか料理の提供がとてもゆっくり。
私は母とたくさん話をしていたので全く気になりませんでしたが、
食後、わりとすぐ席を立ったのに気がつけば入店から2時間経過。
男の人は、イライラしちゃうかもしれません。
一皿一皿はボリュームたっぷりですし、量的には大丈夫だと思いますが。
パンもおかわりできますし。
ただこのパンが、私にとって唯一のこのお店の残念なので。
食べログのクチコミを信じるならば、
パンはブーランジュリーマッシュさんのものだとか。
それならばお店近くの人気店のものなのですが、そう言われても仕方ありません。
個人的には今イチでした。
不味いわけではないけれど、美味しいわけでもなく。
自分で買ってたら2回目はないパン。
料理がパンに合うだけに、これだけはやっぱり残念。
とはいえ、いっぱい話していっぱい食べて。
母も気に入ってくれたようで。
お店の方も感じの良いご夫妻で、嬉しい時間を過ごせました。
お店を出る時には、わざわざお店の外まで見送りに来て下さって、
これにはちょっと照れたけど、嬉しかったです。
また行きたいな、と思うお店でした。