いま京都は、祇園祭一色です

京都の梅雨明け(平年)は7月19日頃。
7月を通じて行われる祇園祭はまさに梅雨のまっただ中に行われので、いつも雨との闘いです。空の機嫌を伺いながら出かけるのも、祇園さんを楽しむコツの1つかもしれません。

昨夜遅く、夕方からの雨もすっかりあがったので、祭り情緒を楽しもうと山鉾見物に行ってきました。

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23時頃でしたのですでに屋台は終了。後片付けのまっただ中でしたが、色とりどりの独特の色合いや電球の灯りにお祭り気分は味わえます。鉾や山の提灯はまだ灯っていますし、闇夜に浮かび上がる山鉾は壮麗で格好良く、ナカナカいいものです。
特にこの船鉾!格好良かった。

祇園祭03祇園祭04

唯一コンコンチキチンのお囃子が聞こえないのは残念ですけども、この時間(か早朝)の山鉾巡りは、ここ何年かのお気に入りの習慣になりました。
そして夜でも蟷螂山のカマキリには会えます(^^)
山からは外してありますが、蟷螂山の隣のウインドウに、タペストリーや蟷螂山のミニチュアと一緒にディスプレイされているんです。
巡行で見上げるのもいいですが、近くで見るととってもかわいいんですよ。

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今年は室町通三条を少し下った所・誉田屋源兵衛さんの前にひときわ目を引く展示がありました。創業270周年の記念にということで、270匹の鯉が舞い踊っています(画:木村英輝さん)
5×10mの作品は下から見上げるとど迫力。鯉が降ってくるようです。

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これを見れただけでも今年は行った甲斐がありました。明日17日まで展示されていますので、まだの方は是非是非ご覧になって下さい。野外展示なので、24時間見れますし(^_-)
ちなみに昼も素晴らしいと思いますが、個人的には断然夜がオススメ。
ライトアップされることで夜の闇から作品が浮かび上がってくるようで、元々作品が持っているオリエンタルな雰囲気が一層引き立って、とっても素晴らしいんですよ。

祇園祭09

祇園祭はまだまだ続きますが、祭りに触れることでようやく夏が来るぞという気になってきました。今年は船鉾のちまきも頂いて厄祓いもバッチリ。暑い夏を、なんとか乗り切っていきたいと思います。

祇園祭10

追記 本日、近畿地方は梅雨明けしたそうです。

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